4月21日はレコード店に行こう！今年も開催「RECORD STORE DAY 2018」

こんにちは、kennet64です。

90年代後半、渋谷の宇田川町は「レコ村（レコード村）」と呼ばれていました。

渋谷の中でも宇田川町という狭い地域に集中して、当時200〜300店ほどのレコードショップがあったと言われています。時代はちょうどアナログレコードからCDへ、音楽メディアが切り替わろうとしている変遷期。それでもヒップホップやR&B、ハウスミュージック、レゲエなどクラブミュージックの盛り上がりとともに皆がこぞってアナログレコードを買い求めていた、そんな時代。

僕も、当時勤務していた会社のオフィスが渋谷と原宿の間くらいにあったので、昼休みに自転車で「レコ村」にあったシスコなどのレコードショップに行ってレコードとよく買ったものです。

今でこそインターネットで簡単にゲットできる時代だけど、当時はまだそんな状況ではなく新譜情報を最も早く知ることができた場所がレコードショップであり、それと同時に情報交換もできる社交場のような場でもあったのです。

と、ちょっと昔話的なことを書いてしまいましたが、ここ数年アナログレコードの人気が再燃していてレコード好きの僕としても嬉しい限り。その盛り上がりの一役を担ってくれているのが「RECORD STORE DAY」の存在。今年も4月21日（土）に開催されます。

Contents

RECORD STORE DAYとは
EGO WRAPPIN’が、今年のアンバサダー
RECORD STORE DAY 2018 リリース・リスト
4月21日はレコード店へ行こう
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RECORD STORE DAYとは

RECORD STORE DAYとは、「その名の通りレコードストアの文化を祝い、宣伝し、独立した小売店舗を活性化し、フィジカルメディアを手にするよろこびや音楽の楽しさを共有する、年に一度の祭典」（RECORD STORE DAY JAPANホームページより抜粋）。

今年で11年目となるこの祭典。2008年にアメリカでスタートし毎年4月の第3土曜日に開催されていて、今ではアメリカをはじめ日本を含めた世界21カ国数百を数えるレコードショップが参加しています。

また毎年、貴重なRECORD STORE DAY限定盤のアナログレコードやグッズなども多数リリースされ、世界各地でアーティストやDJなどが参加する様々なイベントも開催されています。

ちなみに毎年11月に「レコードの日」というのがありますが、これは日本独自の企画。

EGO WRAPPIN’が、今年のアンバサダー

RECORD STORE DAYには、毎年その年のアンバサダーとしてアーティストが選ばれるのですが、2018年に選ばれたのはEGO-WRAPPIN’。メンバーの森雅樹は、DJとしても活動していてレコード好きとしてもよく知られてますね。うん、納得の人選。

ちなみに昨年のアンバサダーは、スチャダラパーで、過去には後藤正文（ASIAN KUNG-FU GENERATION）やROY（THE BAWDIES）、曽我部恵一、また本国アメリカでは今年はRun The Jewelsが、以前にはオジー・オズボーン、イギー・ポップ、メタリカなどのアーティストが務めています。

このEGO-WRAPPIN’を撮影したのは、TOWER RECORDの「NO MUSIC, NO LIFE」のポスター写真でも有名な写真家、平間至。音楽の作り手であるアーティストが、どういった環境で音楽を聴いているのかを探っていくRecord People Magazineでの連載企画「Listening Room」もとても面白いので、そちらも是非チェックしてみてください。

またEGO-WRAPPIN’の二人のRECORD STORE DAY記念インタビューも近日公開されるとのこと。こちらも楽しみ。

追記　インタビュー映像と記事公開されました。