夕暮れ時。
忙しかった1日が終わりを迎え、まったりとした時間をゆっくり過ごせる時間の始まり。
そんなひとときは、美味しいお酒でも飲みながら心地いい音楽が聴きたくなる。
Just chillin’ with good mellow music…
Contents
- ゆったり、まったり。夕暮れ時に聴きたいメロウな15曲
- 曲解説
- 1. Bob Marley & The Wailers / Waiting In Vain (Dub Version)
- 2. Mad Professor / Lady Of Magic Dub
- 3. Roy Ayers / Everytime I See You
- 4. Latimore / Sweet Vibrations
- 5. Brandye / How Long
- 6. Walter Jackson / It’s Cool
- 7. Mtume / Juicy Fruit
- 8. Juicy / Sugar Free
- 9. Keith Barrow / You Know You Want To Be Loves
- 10. Ruby & The Romantics / Our Day Will Come
- 11. Monty Alexander / Big Yellow Taxi
- 12. Justin Young / More Than Words feat. Bitty McLean
- 13. Woods Empire / Destiny
- 14. Rick James / Dream Maker
- 15. Smokey Robinson / Daylight & Darkness
- BITTER SWEET & MELLOW : Just Chillin’
ゆったり、まったり。夕暮れ時に聴きたいメロウな15曲
「タイムレスで、心地よいメロウな曲」を選曲して、マンスリーでお届けしているプレイリスト「BITTER SWEET & MELLOW」。
今月は、夕暮れ時のまったりしたいときに聴いたら気持ちいいメロウな15曲をセレクトしてみました。
黄昏モードのジャスト・チリンなプレイリスト「BITTER SWEET & MELLOW : Just Chllin’」。
曲解説
では、簡単に曲ごとに簡単な解説を。
1. Bob Marley & The Wailers / Waiting In Vain (Dub Version)
ダブは、黄昏モードに打ってつけのチル・ミュージック。
【今日の一枚】ボブの歌は間違いなく最高だけど、レゲエの枠を超えたサウンドもカッコいい。ダブ・ヴァージンばかりをセレクトしたこの音源集、チルアウトしたいときに超オススメ。https://t.co/L32DYkFcNq
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月14日
レゲエ・レジェンド、ボブ・マーリー作品の中でもメロウな楽曲と言える「Waiting In Vain」のダブ・ヴァージョンなんですから、メロウ・ダブの極地でしょう。。
2. Mad Professor / Lady Of Magic Dub
前にも書いたかもしれないけど、UKのレゲエ・プロデューサー、マッド・プロフェッサーがプロデュースしたカヴァー曲のセンスって抜群なんです。
【今日の一枚】UKのベテラン・レゲエシンガー、ヴィヴィアン・ジョーンズの恐らく新譜。プロデューサー、マッド・プロフェッサーのダブが堪らなくいい。ラヴァーズ特有のスウィートなイントロから引き込まれる。https://t.co/QKWtoZEpJP
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月18日
この曲も実はアメリカのソウルバンド、メイズのカヴァー。オリジナルのイントロを旨くレゲエ・フレイヴァーに調味するあたり最高です、
3. Roy Ayers / Everytime I See You
ヴィブラフォン奏者、ロイ・エアーズの曲は、黄昏モードによく似合うメロウな曲が本当に多い。
ロイ・エアーズの78年にリリースされたメロウソウル〜ディスコ作品。いい意味での緩さが心地いいアルバム。 https://t.co/FozMhTOhxT
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月7日
そんなロイ・エアーズ作品の中でも、歌ものをフィーチャーしたクロスオーバー作品と言える本作に収録されてる「Everytime I See You」はジャズ・ランペッター、ウッディ・ショウがオリジナルなのですが、ロイ・エアーズのヴァージョンはサンプリング・ソースとしてもよく知られた曲です。
4. Latimore / Sweet Vibrations
行ったことのある人はわかると思いますが、マイアミの夕暮れ時というのは、ホント気持ちいいんです。マイアミに限らず南の島や地域に行くと、太陽が西に傾いて少し涼しげになってくるひとときというのは、1日の終わりを告げるサインのような素敵な時間。
【今日の一枚】マイアミ・ソウルは黄昏時にぴったりな曲が多い。ラティモアの代表作と言えるこのアルバムなんか正にそんな一枚。最高です。https://t.co/U6BosUVVVY
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月9日
そんなこともあるからでしょうか。マイアミ産の音楽には、夕暮れが似合う音楽が多いんです。マイアミ・ソウルを代表するアーティスト、ラティモアの「Sweet Vibrations」もそんな1曲です。
5. Brandye / How Long
ラティモアに続いて、もう一組マイアミのアーティストの曲を。
【今日の一枚】暑くなってくると聴く音楽が徐々に南下してくるんだけど今年はちょっとそれが早い。マイアミのT.K.傘下のレーベルからアルバムを1枚だけ出してるブランディ(90年代に活躍した女性シンガーとは違います)。このアルバム凄くいい。黄昏モードにぴったりな作品。https://t.co/r0omtrQtUr
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年5月30日
マイアミの女性コーラス・グループ、ブランディの「How Long」。ドラムブレイクから始まるところが粋な1曲です。
6. Walter Jackson / It’s Cool
マイアミなのかどうか分からないけど、フロリダ出身のアーティスト、ウォルター・ジャクソン。
【今日の一枚】フロリダ出身のソウルシンガー、ウォルター・ジャクソンの84年作。ディスコを経由したアーバンでメロウなサウンド。中でもオススメは「It’s Cool」。めちゃくちゃ気持ちいい曲。https://t.co/7c48vqvvkA
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月17日
ニューソウルの代表的アーティスト、リロイ・ハトソンにも通じるメロウネスが堪らない1曲。
7. Mtume / Juicy Fruit
アーバンでメロウでグルーヴィーでスムースな名曲と言ったら、間違いなくこの曲。
【今日の一枚】昨日ツイートしたジューシーの曲は、エムトゥーメのこのアルバムに入ってる「Juicy Fruit」のアンサーソング。どっちも最高に気持ちいい極上メロウチューン。 https://t.co/xXjFZjOH6e
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月6日
フレディ・ハバードやハービー・ハンコックとも共演し、マイルス・デイヴィスのバンドにも在籍していたジャズ畑出身のプロデューサー、ジェイムズ・エムトゥーメを中心に結成されたエムトゥーメの代表曲。ヒップホップ世代にはサンプリング・ソースとして、またチルアウト・ミュージックの定番として知られる1曲。
8. Juicy / Sugar Free
エムトゥーメ「Juicy Fruit」のアンサーソングである、ジューシーの「Sugar Free」。
【今日の一枚】80年代に活動していたファンクバンド、ジューシーのセカンド。サンプリングネタとしてもお馴染みのメロウグルーヴ曲「Sugar Free」も黄昏モードにぴったりな1曲。https://t.co/ZyKE8RTEpj
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月5日
この曲もヒップホップDJのオールドスクール系チル・ミックスにはお馴染みの定番チューン。
9. Keith Barrow / You Know You Want To Be Loves
この曲は、レゲエ・カヴァーで初めて知りました。
【今日の一枚】シカゴ生まれのファルセット・シンガー、キース・バーロウの78年作のサードアルバム。レゲエ・レジェンド、デニス・ブラウンもカヴァーしてる「You Know You What To Be Loved」は、黄昏モードにぴったりなチューン。https://t.co/t7JpDxFil2
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月10日
シンプルなコード進行の上に歌われる美メロ。レゲエでカヴァーされててもおかしくないナイス・チューン。
10. Ruby & The Romantics / Our Day Will Come
60’sのR&Bコーラスグループの曲も黄昏タイムには、ぴったり合うんです。
【今日の一枚】エイミー・ワインハウスもカヴァーしてた「Our Day Will Come」のオリジナルが収録されてるR&Bヴォーカル・グループ、ルビー&ザ・ロマンティックスのアルバム。ドリーミーな曲が粒揃いな一枚。https://t.co/zrtLAd2hru
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月13日
エイミー・ワインハウスだけでなく、70年代にはジャマイカの名門レーベル、スタジオワンで活動した女性シンガー、マーナ・ヘイグもカヴァーしてるドリーミーな名曲「Our Day Will Come」。
11. Monty Alexander / Big Yellow Taxi
カリビアン・テイストなジャズも、間違いなく”ジャスト・チリン“な音楽だと思います。
【今日の一枚】ジャマイカ出身のジャズピアニスト、モンティ・アレキサンダーって、ジャマイカのおっさん的な畏まってない感じがあって好きなんだよなぁ。70年リリースのソウルジャズ色の強い本作、ジョニ・ミッチェルの「Big Yellow Taxi」などナイスカヴァーを多数収録。https://t.co/hDmsJ7oko2
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年5月31日
カリプソに通じる陽気な音色のピアノ。それが彼のルーツであるジャマイカ〜カリブを感じさせます。
12. Justin Young / More Than Words feat. Bitty McLean
ハワイの音楽も、ジャスト・チリンな音楽。
【今日の一枚】ハワイ出身のシンガーソングライター、ジャスティン・ヤングの2003年作。アルバムを通して黄昏モードにぴったりな甘くメロウなレゲエ・ブレイヴァーのサウンドが心地いい一枚。https://t.co/TBmaRRqbFR
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月12日
アメリカのロックバンド、エクストリームの名曲をUKの美メロ系レゲエ・シンガー、ビティ・マクリーンをフィーチャーしてカヴァーしたハワイアン・サンセットが思い浮かぶような1曲。
13. Woods Empire / Destiny
美メロと言えば、このグループはおすすめ。
【今日の一枚】カリフォルニアのファミリー・グループ、ウッズ・エンパイアの81年作。爽やかなモダンソウル「Destiny」から後半にかけてのアーバン・メロウ路線がおすすめな1枚。https://t.co/CRGISIcRnx
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月16日
何故か1枚しかアルバムを出してないウッズ・エンパイアだけど、フリーソウル系が好きな人は間違いなくピンとくると音源だと思います。
14. Rick James / Dream Maker
音楽って、聴き直すと思わぬ見つけものに出くわしたりものです。
【今日の一枚】鉄板ダンスクラシックス「Mary Jane」が収録されてるリック・ジェイムズの78年作。この人、ビジュアルのインパクトが強すぎるけどダンスチューンだけでなくメロウな曲もバッチリ。このアルバムにも黄昏モードのいい曲がちゃんと入ってます。https://t.co/CnxtECqJDT
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月4日
名曲「Mary Jane」のイメージが強くて、そればかり聴いてしまってるけど、ソウル/ファンク系のいいアルバムには必ずメロウなスロウジャムが収録されてます。「Dream Maker」もそんな1曲。久しぶりに聴き返してツボに嵌りました。
15. Smokey Robinson / Daylight & Darkness
好きなアーティストの作品でも、あまり聴き込んでなかった作品の中からも、今の気分に合うような作品に出くわしたりするものです。
【今日の一枚】スモーキー・ロビンソンの中でもあまりチェックしてなかったこのアルバム。今聴いたら黄昏モードのいい曲を発見。こういうことがあるから昔のアルバムも聴き直しておきたいんだよね。https://t.co/VPY5sQ6NQU
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2019年6月1日
アイズレー・ブラザーズを彷彿させるようなソウルフルなメロウ・グルーヴ。今回のプレイリストのエンディング的ににぴったりなタイトルだと個人的には思います。
BITTER SWEET & MELLOW : Just Chillin’
ということで、今回は夕暮れ時のゆっくり、まったりと過ごす時に聴きたくなるような心地よくてメロウな15曲をセレクトしてみました。
今回も、Apple Musicに加入していない方々のためにYoutubeのミックスリストを作ったので、そちらもよかったらチェックしてみてください。