ブルー・アイド・ソウルの爽やかでメロウな15曲。BITTER SWEET & MELLOW : Blue Eyed Souls【プレイリスト】

模倣は、 創造の始まりだとよく言われる。

黒人たちが作り出した偉大なるソウルミュージックをこよなく愛した白人たちが、そのエッセンスを自らのスタイルに取り入れ奏でていた。

最初は、単に真似でしかなかったそのサウンドは次第にオリジナリティを増し、やがては独創的な音楽へと変貌していった。

それが、ブルー・アイド・ソウル




ブルー・アイド・ソウルの爽やかでメロウな15曲

タイムレスで、心地よいメロウな曲」を選曲して、マンスリーでお届けしているプレイリスト「BITTER SWEET & MELLOW」。

今月は、もともとは黒人のものであったR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れ生まれた”黒い”音楽スタイル、ブルー・アイド・ソウルにフォーカスしてみることにしました。

ロックやフォークをベースにしながら、ソウルミュージックならではのグルーヴを自分たちの音としてきた、ミュージック・ラヴァーでもある愛すべきアーティストたちの音楽。

ということで、今回はブルー・アイド・ソウルの爽やかでメロウな15曲。「BITTER SWEET & MELLOW : Blue Eyed Souls」。

曲解説

では、簡単に曲ごとに解説を。

1. Simply Red / Holding Back The Years (12″ Extend Mix)

1985年にイギリスのマンチェスターで結成されたバンド、シンプリー・レッド

そのデビュー盤『Picture Book』に収録されている「Holding Back The Years」は、全米1位となりヨーロッパでも大ヒットした彼らの初期代表作。今回はその12インチ・ヴァージョンをセレクト。

2. The Style Council / You’re The Best Thing

ザ・ジャムを解散したポール・ウェラーが、相棒と言えるキーボーディスト、ミック・タルボットと1982年に結成したスタイリッシュなロックバンド、スタイル・カウンシル

ジャズやソウルなど、さまざまな音楽をミックスした洗練されたサウンドのみならず、ファッションにも多大な影響を及ぼした彼ら。ツイートには入れなかったけど、アコースティック・フレイヴァーの爽やかなメロウ・チューン「You’re The Best Thing」もおすすめの1曲。

3. Al Sunny / Give It Up For Your Love

フランスのブルー・アイド・ソウル・シンガー、アル・サニー

2017年にリリースされたこのアルバム、本当良い作品。フリーソウル系とか好きな人はチェックして損はない一枚です。

4. The Blow Monkeys / It Doesn’t Have To Be This Way

1981年にイギリスで結成された4ピースバンド、ブロウ・モンキーズ

アルバムの1曲目に収録されているのが、この「It Doesn’t Have To Be This Way」。イントロのギターカッティングから既にカッコいいダンサブルな1曲。

5. Larsen-Feiten Band / Who’ll Be The Fool Tonight

キーボーディストのニール・ラーセンとギタリストのバジー・フェイトンによるバンド、ラーセン=フェイトンバンド

1980年にリリースされたこのアルバム、ファンキーだけど熱すぎないクールなファンクネスがたまらない1枚。

6. Mayer Hawthorne / Just Ain’t Gonna Work Out

個人的に、現行ブルー・アイド・ソウル・アーティストとして真っ先に思いつくのがこの人、メイヤー・ホーソーン

リリースされているどのアルバムも素晴らしいけど、ソウルミュージックへの愛情がストレートににじみ出たその初々しさは、今聴いても衰えることのないインパクトのある作品。

7. Cool Uncle / Game Over feat. Mayer Hawthorne

現行クリエイターとレジェンドの夢の共演!?

こういうアルバムって、さまざまな世代の音楽リスナーを繋ぐ架け橋のような役割をしてくれる作品だと思うな。

8. Robert Palmer / Can We Still Be Friends?

アルバムを出すたびに常に新しいサウンドを取り入れてきたロック・アーティスト、ロバート・パーマー

常に斬新なサウンドを取り入れているのに加えて、カヴァー曲のセンスも抜群。この「Can We Still Be Friends?」もトッド・ラングレンの78年作のカヴァー。

9. Boz Scaggs / Hollywood

ボビー・コールドウェルと並び称されるAORレジェンド、ボズ・スキャッグス

このアルバム『Down Two Then Left』の中でも、 とりわけフィリー・ ソウルのフィーリングが漂う軽快のメロディーの「Hollywood」をセレクト。

10. Ned Doheny / To Prove My Love

この人もまたAORの代表格であり、またウェストコーストを代表するシンガー・ソングライター、ネッド・ドヒニー

このサードアルバムは、どちらかというとダンスミュージック寄りのネッド・ドヒニーを楽しめる1枚。

11. Billl LaBounty / Livin’ It Up

プレイリストを作ったり音源を掘り下げていくと、必ずと言っていいほどそれまで聴いてなかったいい曲に出会うもの。この曲なんかホントそういう曲。

エレピとピアノが絡むメロウなイントロから始まる美しいメロディーラインに、ゆったりとしたグルーヴの中で繰り広げられるタイトなサウンド。最高に気持ちいい1曲。

12. Erik Tagg / Got To Be Lovin’ You

ジャズ/フュージョン界の名ギタリスト、リー・リトナーの作品に参加したことでも知られるシンガー・ソングライター、エリック・タッグ

アルバム1曲目に収録されている「Got To Be Lovin’ You」。ソウルフルでグルーヴィなサウンドが心地よい爽やかなメロウ・チューン。

13. Everything But The Girl / Driving

藤原ヒロシ氏の「MUSIC 100 + 20に掲載されてて、久しぶりに聴いた作品。

AORの名作を数多く手掛けてるプロデューサー、トミー・リピューマを迎えて制作されただけあって、それまでのエヴリシング・バット・ザ・ガールの作品よりも洗練された音作りになってて、中でもこの「Driving」は名曲と言える仕上がり。

14. David Bowie / Young Ameicans

実はこの作品も藤原ヒロシ氏の「MUSIC 100 + 20で見つけて、かなり久しぶりに聴いた1枚。

1975年にリリースされたデヴィッド・ボウイのアルバムのタイトルでもあるこの曲。ソウルフルで、アコースティックなロックの名曲。

15. Daryl Hall & John Oates / One On One (12″ Version)

アメリカのブルー・アイド・ソウルを代表するデュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツ

82年にリリースされたアルバム『H2O』から収シングルカットされて大ヒットした「One On One」。リズムボックスとシンセのサウンドが心地よい1曲で、今回はその12インチ・ヴァージョンをセレクト。

BITTER SWEET & MELLOW : Blue Eyed Souls

ということで、今回はブルー・アイド・ソウルの爽やかでメロウな15曲をセレクトしてみました。

そして今回も、Apple Musicに加入していない方々のためにYoutubeミックスリストを作ってみたので、そちらでもよかったらチェックしてみてください。