ちょっとした気分転換をしたいとき、僕はよく散歩に出かけます。
自宅の近くを特に目的地も決めずに歩くこともあるし、時間があるときには公園やお気に入りの場所に行ったりする。あまり考え事もせず、その場に身を委ねてゆっくりと歩く。そうするだけで、モヤっとしていた頭の中もすっきりしてきて、気分もリフレッシュできる。
新緑の季節は、木々の緑が濃くてそれだけで気持ちいい。多摩川を隔てて世田谷側にも川崎側にも緑地が結構あるから、つい散歩したくなる。
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2018年5月26日
僕が住んでる溝の口という街からさほど遠くないところには、等々力緑地や生田緑地など緑豊かな緑地がたくさんあります。そんな緑地も、僕にとって格好の散歩スポット。
二子玉川からLET IT BE COFFEEのある二子玉川商店街を抜けて、閑静な住宅地を10分ほど歩くとたどり着く地域。そこには岡本静嘉堂緑地、瀬田四丁目旧小坂緑地、岡本公園民家園という昔ながらの世田谷の原風景を残した自然が感じられる3つの場所が集まった一角があります。
都会とは思えないほど木々が生い茂るその景色。木々の葉が、深い緑に染まるこの季節、リフレッシュしたいときやチルアウトしたいときにおすすめの散歩スポットのひとつ。
Contents
岡本静嘉堂緑地
バス通りにある小さな門を抜けて、静かに水が流れる小川の橋を渡り坂道を少し登っていくと、広場になった空間にある2つの建物。
ひとつは、静嘉堂文庫美術館。そしてその右手に隣接している洋館が静嘉堂文庫。
岡本静嘉堂は、三菱財閥の二代目社長、岩崎彌之助と四代目社長の岩崎小彌太の父子二代によって設立された建物で、父子の所有していた国宝や重要文化財を含む古典籍や古美術コレクションが収蔵されているところ。
中でも、洋館の脇にある大きな木の下にあるベンチは、僕のお気に入りの場所。
岡本静嘉堂緑地は、せたがや百景のひとつでもあるんです。
昭和20年(1945年)頃までは岩崎家の庭園として維持管理されていた緑地は、その後、人の出入りもなくほぼ自然状態のままの自然が残されているのだそう。
緑地にはクスノキ、ケヤキ、シイの木が生い茂っていて、湧き水でできた小川もあったり、ここが世田谷なのかとつい思ってしまうほど。
瀬田四丁目旧小坂緑地
バス通りを隔てて岡本静嘉堂緑地の向かい側にある瀬田四丁目旧小坂緑地。
このあたりは、明治から昭和にかけて当時の財界人達の週末住宅として建てられた別邸が多くあったそうで、ここもそのひとつ。
衆議院議員などを歴任した小坂順造氏の区指定有形文化財でもある別邸が今も残されていて、邸内を見学することも可能。
竹林もある敷地内の庭園は、回遊式になっていて岡本静嘉堂の緑地ほど大きくはないけど、ふらっと一回りするにはちょうどいい広さ。
岡本公園民家園
岡本静嘉堂緑地と隣接する形であるのが、岡本公園民家園。
江戸時代に建てられた建物を展示した民家園なのだけれど、とても手入れが行き届いているのが印象的。近くには丸子川が流れていて、静けさを昔の風情を感じられる場所。
緑地でチルアウト
ということで、二子玉川にある僕のお気に入り散歩スポットのひとつ、岡本静嘉堂緑地、瀬田四丁目旧小坂緑地、岡本公園民家園を紹介しました。
本持ってたら、このベンチでコーヒー飲みながら読書したかったな。 pic.twitter.com/vOhffyLxgt
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2018年5月15日
たまには、iPhoneの電源もオフにして自然を感じながら本でも読んでチルアウトするのもいいですよ。
ではまた。