初めての一人旅で訪れた海外の街には、特別な思い入れがあったりしませんか?
見るものすべてが新鮮で、ただ歩き回るだけでも楽しくて仕方なかった、そんな場所。
僕にとって、それはニューヨーク。かなり前のことになるけれどJFKからバスで向かって降り立った夜のマンハッタン。そこで旅行者として過ごした1週間は、断片的だけどある部分はとても鮮明に僕の記憶に焼き付いている。
その後も何度か訪れていて、いつも新たな何かを与えてくれた刺激的な街、ニューヨークのマンハッタンに行くと毎回思うことがひとつあった。
それは空が素敵なこと。摩天楼のビル群の間から少しだけ見える青空、これがとても美しい。特に冬は空気も澄み切っていて、凍える寒さも忘れて街を闊歩したくなるほど。
矢野拓実さんの「青とニューヨーク」は、そんな僕の体験したニューヨークを思い出させてくれる素敵な写真展でした。
スターバックスでの写真展
矢野拓実さんの写真展「青とニューヨーク」が開催されているのは、自由ヶ丘にあるスターバックスコーヒー 奥沢2丁目店。
実は、この情報はツイッターで知りました。
はじめて行ったスターバックスは、多分ニューヨークのお店。ミッドタウンとダウンタウンの間くらいにあった店舗だったような。”青”も大好きな色。これは行きたいな。via @kamometomachi 感謝❗️ https://t.co/shcp01hVnS
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2018年4月21日
「かもめと街」という素敵なブログを運営されているチヒロさん (@kamometomachi)が、矢野拓実さん (@takumiYANO_) のツイートを「いいね」されてて、僕のタイムラインに出てきたのがきっかけ。
そのツイートに掲載されていた青空の下かもめが飛んでる写真が素敵だったこと。ニューヨークが初めての一人旅をした場所だったこと。さらに初めてスターバックスに行ったのもニューヨークだったこと。それらがシンクロして、これは行きたいと思った次第。
自由ヶ丘南口・遊歩道に面したビルの1階にあるスターバックスコーヒー 奥沢2丁目店。それほど大きな店舗でないのが逆に居心地のいい店内、テラスも遊歩道に面していて最適なロケーション。
お店に溶け込むように展示されたニューヨークの写真
お店のドアを開けたところにある壁に飾られた一枚。僕がずっとイメージしてた晴れた日のニューヨークの光景をそのまま収めてくれたような写真。
正直に言うと、この写真展を知るまで矢野拓実さんのことは知りませんでした。
ウェブサイトを拝見すると、矢野拓実さんは、現在25歳でウェブやさまざまなメディアで写真家として活動されている方。
その作品を見ると、とても優しい目線で被写体を記録される方なんだと思う。
ご本人曰く「透明感のある、ナチュラルな撮影を得意とする」。今回の写真展「青とニューヨーク」で展示されている透き通ったニューヨークの空にもそんなナチュラルな作風が感じられ、それがなんだかとても穏やかな気持ちにさせてくれる。
そしてそれらの写真が、お店に溶け込むように壁やカウンター、柱などに展示されている。
お店の奥やトイレの中には、空の写真だけでなくニューヨークのストリートスナップも。
コールドブリューとシュガードーナツ
僕が、矢野拓実さんの写真展「青とニューヨーク」を見るためにスターバックスコーヒー 奥沢2丁目店に行ったのは午後3時ころ。ちょうどおやつが欲しくなる時間。
3時のおやつ。シュガードーナツと今年初のコールドブリュー。そして素敵な写真。 pic.twitter.com/QPEcPeMVEs
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2018年5月8日
ドーナツ好きとしては食べたことのないものがあるとついオーダーしてっしたくなるのが常、ということでチョイスしたシュガードーナツは、もっちりとした歯ごたえのある食感で甘さ控えめ。
今年初めて飲んだコールドブリューは、スマトラ産コーヒー豆のちょっとフルーティでしっかりしたコクのある味。
おいしい時間
ドーナツをおやつにコーヒーをゆっくり飲みながら、素敵なニューヨークの写真をカフェというカジュアルな空間で楽しむ。そんな、おいしい時間の過ごせた午後のひととき。
矢野拓実さんの写真展「青とニューヨーク」は、5月27日(日)まで開催されてます。
ではまた。
takumi YANO 写真展:青とニューヨーク
日時:2018年5月4日(金)〜5月27日(日)8:00~22:30
場所:スターバックスコーヒー 奥沢2丁目店
住所:〒158-0083 東京都世田谷区奥沢2丁目38-9
入場:1ドリンクオーダー