[MY] Standard Tools #002 : ポータブルカセットテーププレーヤーが、そもそもの始まりだった

いまだにカセットテープで音楽をたまに聴く。最近ではリバイバルしてちょっとしたブームになってるけど、それを意識してという訳ではなくて単にカセットテープでしか聴けない音源があるから、というのがその理由。

デジタル化すればいいのにという話もあるけど、それだとやはり雰囲気が出ない。レコードもそうで、自分が手に入れた状態のものをそのまま再生するのがしっくりくる。それとカセットテープをカチャっと入れる、そんなアナログな行為も好きだったりするのかもしれない。

思えば、カセットテーププレーヤーとも随分と長いつきあいになる。ソニーの初代ウォークマン(本当に衝撃的だった)、大型のラジカセ、コンポのダブルカセットデッキ、パナソニックのショックウェーブなど、何台手に入れたか思い出せないくらい。今手元に残ってるのは、ソニーのTCM-48TCM-400の2台だけ。どちらもかなり前に購入した安価なモノだけど、今でも現役で活躍してくれてる。

もちろんその後もCDプレーヤー、MDプレーヤー、iPodと、時代の流れとともに様々なミュージックプレーヤーを使ってきた訳だけど、「音楽を持ち歩いて聴く」というポータブルの良さを最初にもたらしてくれたのが、カセットテーププレーヤーだった。言ってみれば、初めて手にしたガジェットのようなもの。

今では、そんな僕も普段出歩く時にはiPhone Xで音楽を聴いている。ストリーミングサービスを使えば、あらゆる音楽を持ち運べてしまうとても便利な時代で、僕自身それを享受している。ただそうやって今聴いている音楽が、必死になってカセットテープに録音して擦り切れるくらい聴き込んだものと同じように体に浸み込むかはわからない。その答えは、10年後くらいにわかるかも。

だから、僕は今でもカセットテープで音楽を聴くのかもしれない。

 

[MY] Standard Tools – DAILY STANDARDの管理人、kennet64が日頃愛用しているモノや愛着のあるツール(道具)をコラム形式で綴るページ。不定期ながら随時更新していく予定。