2017年、読んで面白かったエッセイ&ライフスタイル本5選

こんにちは、kennet64です。

2017年も残すところあと少し。そろそろ今年を振り返ってみるのもいいかなと思い、「今年読んで面白かった本」を選んでみることに。

ジャンルとしては、エッセイライフスタイルにまつわるものに絞り込んで、なおかつ今年出版された作品から選出した5冊。どれも気軽に読めて楽しめるオススメな本ばかりなので、ご参考までにどうぞ。




HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅

ニューアルバム『Vu Ja De(ヴ ジャ デ)』も最高だった音楽家、細野晴臣さん(以下、細野さん)が雑誌「TRANSIT」に連載していたコラムを1冊にまとめた作品。実はこれ、2013年に単行本で発売されてたものだけど、新たな書き下ろしも加えられ9月に文庫化されたので、今年ものということで選出。

独特な語り口調で綴られる細野さんがこれまでに出会ってきた音楽、そしてそれらの音楽と接した場所や記憶、思い出の数々。また各章の巻末には文中に登場するアーティストや楽曲を収録したアルバムが紹介されていて、あらたな音楽とも出会える「音楽」で旅に誘ってくれる作品。

捨てられないTシャツ

TOKYO STYLE」や「ROADSIDE JAPAN – 珍日本紀行」「珍世界紀行」「ヒップホップの詩人たち」など、独特なテーマでエッジの効いた数々の作品を世に送り出しているライター/編集者/写真家である都築響一さんの作品。

70人の人達が選んだ70枚のTシャツ、そしてそれにまつわる70とおりの物語で構成されているこの本の面白さは、やっぱりその着眼点。”捨てられない”Tシャツでこれほどまで人は語ることができるとは。ときにユーモラス、ときに甘酸っぱく、そしてまた作り話のように聞こえる実話なども。人にはそれぞれ語ることのできる物語があるんだなぁ〜と、読後不思議な満足感に浸れる一冊。

 

片づけたい

片づけ”をテーマに、古今東西の作家(谷崎潤一郎、島崎藤村からジェーン・スーまで)のエッセイを32篇まとめた作品。「片づけたい」というタイトルからも分かる通り、ここに収められているのはどちらかと言うと片づけや整理が苦手な人たちによる苦悩を綴った内容の作品(中にはその逆の方も)が多いけど、それがかえって微笑ましくもあり、読み物としての面白みをひとつのテーマに沿ってコンピレーションアルバムのようにまとめられているところが、この作品の良さ。エッセイに加えて挿入されているコラムも面白い。

暮らしの文房具

ステーショナリーディレクター、土橋正さんの「暮らしの文房具」。土橋さんが仕事や日々の生活で愛用している文房具を64アイテム紹介しているのだけど、セレクションのセンスの良さはもちろんのこと、「伝える」「集中する」「贈る」などシーンに分けてそれぞれ取り上げた文房具についての土橋流アイデアや活用法を丁寧に解説してくれているのが嬉しい。愛着の持てるモノ選びが楽しくなる一冊。

これからの暮らしかた -Off-Grid Life-

このブログでも紹介したD&D Department主催の企画展「NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた −Off-Grid Life−」の公式本。既存のものに頼らない「Off-Grid(オフグリッド)」という視点から、これまでとは異なる方法やアプローチで新たなライフスタイルを作り出している人たちを47都道府県から一人ずつ代表として選び紹介しているのが本書。地域に根ざした人たちの活動を知ることによって、その土地の良さやこれからの暮らし方のヒントを見つけられる作品。

最後に

ということで、僕が今年読んで面白かったエッセイとライフスタイルにまつわる本を5冊紹介しました。

どれも一気に読むと言うより、ベッドに入って寝る前にちょっとずつ読んだりするのにちょうどいい文字量の構成だったりするので、気になる本があったらチェックしてみてください。

ではまた。