いつでも手に入れられるからという理由で、欲しいと思ってるのについつい後回しにしてしまうモノが植物に限らずあったりします。
この「イングリッシュラベンダー」もそんな感じで手に入れそびれてた植物のひとつ。園芸店に行けば必ずと言っていいほど、ハーブ・コーナーのレギュラー選手として常に置かれている定番中の定番。
先日、自転車で通りかかった地元にある昔ながらの小さなホームセンター。そのお店の前にはこれまた小さな園芸コーナーがあって、その一番手前に置かれていたのが「イングリッシュラベンダー」。その佇まいがなんだか愛おしくて、思わず手にとってレジに向かいました。
ということで先月からスタートした、自分で育てている植物を毎月ひとつ選んで紹介していくシリーズ「Plant Of The Month〜今月の植物」の第2回は、「イングリッシュラベンダー」。
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イングリッシュラベンダーとは
「ハーブの女王」と言われる「ラベンダー」は、シソ科ラヴァンドゥラ属、地中海沿岸が原産地の常緑低木。
約20種類の品種があるとされ、その品種を大きく分けると「アングスティフォリア系」「ラバンディン系」「デンタータ系」「ストエカス系」「プテロストエカス系」の5系統に分けられると言われています。
「イングリッシュラベンダー」は、香料の原料に最も使われる特に香りが良いのが特徴の「アングスティフォリア系」の代表的な品種。
植物名 | イングリッシュラベンダー |
学名 | Lavandula angustifolia |
英名 | Lavender, Common Lavender |
科名 | シソ科 |
属名 | ラベンダー属 |
原産地 | 地中海沿岸 |
イングリッシュラベンダーの育て方
基本的にほったらかしでも育つと言われてるほど、手間いらずな植物として知られる「ラベンダー」。
鉢植えにしても、適切な場所で適度に水やりをすれば間違いなく育ってくれます。
ただ、耐寒性はあるけど、耐暑性には弱く、特に夏の高温多湿は苦手なので、その時期は風通しの良い半日陰に移動させるのがベター。
場所 | 日当たり良く風通しの良い場所 |
水やり | 乾燥気味を好むので、表土が完全に乾いてから与える |
用土 | 水はけの良い土壌(市販のハーブ専用培養土など) |
肥料 | 痩せ地でも良く育つので、ほぼ必要なし |
まとめ
ということで、植物を毎月紹介していくシリーズ「Plant Of The Month〜今月の植物」の第2回目として「イングリッシュラベンダー」を紹介しました。
初夏には、たくさんの花茎を伸ばして青紫色や白色の小花を穂状につけてくれ、爽やかな香りを楽しませてくれるはず。
最後に、花が咲いた後の「イングリッシュラベンダー」の楽しみ方をまとめておきたいと思います。
- フレッシュまたはドライにした花で、ハーブティー。
- ドライフラワーを作る。
- ドライにして布袋に入れてハーブバスとして楽しむ。
他にもいろいろ使い道が あると思いますが、ご参考までに。