収納をなんとかしないと。
こんにちは、kennet64です。
今、書斎というにはおこがましい自宅の自分部屋がとんでもないことになってます。その理由はというと、ある一定期間だけ、どうしても預からなければならない荷物があって、それがかなりのスペースを占拠してしまっているんです。
正直、ちょっと落ち着かない状態。
それでなくても、机に椅子、 デスク周りの備品のあれこれ(メモ書きについては先日書いたブログを) 、レコードやCDコレクションに2台のターンテーブル、ミキサー、それに本や雑誌、小物など手放さずにとってあるいろいろなモノがある部屋なので、ここはミニマリストの方々を見習って思い切って断捨離を敢行!といきたいところですが、どちらかというとモノを手放せない性分。
ただそうも言ってられない状況なので、ここは本当に必要のないものはなるべく処分しつつ、できる限り快適な空間を構築せねば思い、何をしたらいいか考えてみました。
そこで出した結論が、収納をなるべくすっきりとさせるということ。まぁ、誰もが思いつくいたって当たり前なことですが、その”当たり前”をもう少しまじめにやってみようと。そこで、必要となったのがスタッキングのできるコンテナ。
ひとまず、自宅部屋を快適空間にするための第一歩としてコンテナ選びから始めてみることにしました。自分へのメモみたいな 記事ですが、何かの参考になったら幸いです。
なぜコンテナなのか
Image : Good Design Shop
コンテナとは、単純に言ってしまえば「箱」のこと。業務用からデザインされたお洒落なものまでいろいろありますが、僕が、コンテナを選ぶのには理由があります。
部屋をなんとくこういう風にしてみたいというイメージがあって、そのイメージというのが、「Warehouse(ウェアハウス=倉庫)の一角にある小さなオフィス」のような一室。壁面に置かれたラックや棚に、道具や備品が収めれれた大小のコンテナが整然と収納されてるだけの、あまり飾り気のないちょっと無骨な感じ。
ちなみに僕の部屋で使ってるラックは、イタリア製のスチールラック「METALSYSTEM(メタルシステム)」。このラックはスチールなのに軽く分解も可能なので、とても使い勝手がよく、オシャレにも見えるけど、面構えがかなり無骨で気に入ってます。
コンセプトは「がんばらない収納」
Image : D&DEPARTMENT
それともうひとつ理由があって、それは「がんばらない収納」というコンセプト。
「がんばらない収納」って、いい表現だな〜。自分向き。#スタッキング #コンテナ
— kennet64 (@kennet_64) 2017年9月29日
ツイッターでもつぶやいてしまったけど、僕みたいな片付けが苦手な人間には、とても優しく共感できる言葉。「オフグリッドから見つかる新たなライフスタイルのヒント。「NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた −Off-Grid Life−」展」でも書いた僕が大好きなショップD&DEPARTMENTのウェブサイトで見つけたフレーズなんですが、モノを「とにかく入れるだけで片づけが完了する方法」。
要は、アイテム別に「箱」を用意してそれぞれにモノを入れていくだけ。そこで必要なのがコンテナというわけです。
コンテナ選びの5つポイント
実際に、僕が理想とするコンテナを見つけ出すためにリストアップしたのは、以下の5つのポイント。
- 同一デザインで、サイズが豊富にある(収納するアイテムによって使い分けるため)
- スタッキングが可能(ラック内で積み重ねたりする可能性があるため)
- 表面に平板なところがある(何が入っているかわかるようにラベルを貼るかも)
- カラーリングが豊富(統一するのもありだけど、色で遊ぶのもあり)
- 1個の単価が安め(ラックが2台あるので、ある程度の数が必要)
フェローズの「バンカーズボックス」もアイデアとしては考えたみたけど、紙製だという点がどうしても引っかかってしまう。出し入れも頻繁にする可能性もあるので、ここはより丈夫なプラスチック製ものを選びたい、というのが自分の結論。
ということで、上記のポイントを満たしてくれそうな製品をこれから紹介してみます。
AY-KASA MULTIWAY BOX
Image : AY-KASA
トルコのAY-KASA(エーワイ カーサ)というブランドのMultiway Box。インポート系のインテリアショップでもよく見かけますが、ここの魅力はとにかくカラーが豊富なところ。サイズも3タイプあって、使わないときに折りたたんでコンパクトになるのも魅力で、環境にやさしいISO規格に準拠したプラスチックを使用。
これは、デザイン的にもカラーリングの豊富さからも理想的な製品。
なのですが、サイズが、、、。
一番スタンダードなタイプの奥行きが60cm(外寸)と長すぎる。僕が使っている「METALSYSTEM(メタルシステム)」は、幅98cm × 奥行き41.5cm(高さは、移動可能なキャスターを付けているので170cm程度)なので、一枚の天板に最低2つケースは置きたい。
ラックには柱部分(幅7cm弱)あるので、それを差し引くと幅40cmほどで奥行き41.5cm以内のサイズが理想的(高さは調節可能なので、気になりません)。
ならば、サイズのヴァリエーションがかなり豊富なところから選ばねば。
そうなってくるとブランド物だとサイズ展開的にきびしいところがありそうなので、さまざまな用途に対応していそうな業務用のものから選ぶしかなさそう。しかも在庫もしっかりと持っている国産が安心。
SANKOとTRUSCO
そこで2つの国内メーカーをピックアップ。
Trusco(トラスコ)とSanko(サンコー)は、どちらも物流資材や工具、屋外作業現場用機具などを販売している国内のプロツールカンパニー。名前は知らなくても両社の製品は、トラックの荷台に積まれてたり、スーパーの仕分けとか日常的に使われているので、実はいろいろなところで目にしていたりするはずです。
企業や工場間において、製品を輸送する際に繰り返し使用される箱のことを「通い箱もしくは通函箱(かよいばこ)」と言いますが、それによく使われるプラスチックやポリプロピレン製のコンテナが種類豊富に取り揃っています。
デザインもシンプルだし、意外とカラーヴァリエーションもあるので、雑貨屋やインテリアショップでも目にしたりもします。しかも値段がかなり安めなのがポイント。これなら後から気になったサイズのものを買い足せたりもする。
Trusco(トラスコ)の定番的なコンテナ「THCシリーズ」。写真のものは、小さめのコンテナですが、色もサイズもかなりあります。
Image : Eight Hundred Ships & Co.
こちらがSanko(サンコー)の「サンボックス」というシリーズのもの。D&DEPARTMENTで扱われてるのもこちらですね。
Image : via Sumally
さすが、プロユースだけのことがありどちらのカタログページも尋常ではない品揃えを誇っている。
Trusco(トラスコ):製品情報(オレンジブック.com)
品揃えの多さゆえ、トランクカーゴもかわいいなとか思わず計画とは別の商品まで気になってしまいますが、まずは自分の部屋に必要なサイズ、形、色の選定から進めてみようと思います。
10月は、整理整頓月間
以前、自室の机で既製のステンシルキットを使って布袋に文字をペイントしたことがあって、そのときあまり養生をせずにいたらお気に入りの小物収納箱にペンキが付着してしまったことがあったんです。
お気に入りの収納箱に付いた汚れを試しに洗剤使ってみたらきれいに取れた!もう取れないと思って半諦めてたんだけど、やってみるもんですね。やはり定期的にお手入れしてあげるのが、モノを長く使い続ける秘訣。今月は、身の回りを整理していく月間にしようっと。
— kennet64 (@kennet_64) 2017年10月1日
諦めてたんだけど、やってみるものですね。
モノって大切に扱ってあげて、ちゃんとその居場所(置き場所)を与えてあげる、そうすることで長く付き合っていける。今更ながらそんなことをよく考える今日この頃。
ちょうど衣替えの時期でもあるし、今月は自宅部屋の「整理整頓月間」とすることにしました。
コンテナが揃って、片付いたらアップデートされた部屋の写真も公開できたらと思います。
ではまた。