ここ最近、マンションのベランダに置けるような日当たりを好む花木やハーブなどをよく買っていたのだけれど、人間(自分のこと)というのは天邪鬼なもので、そうすると今度は部屋の中の植物も充実させたいと考えてしまうもの。
部屋で育てるのに適した植物。直接日光が当たらなくても育ってくれる半日陰を好む、いわゆるインドアグリーンとか観葉植物と呼ばれる類のもの。
そんなことを考えながら、先日自由が丘でグリーンショップ巡りをしていて観葉植物をひとつ購入しました。
ということで、自分で育ててる植物を毎月ひとつ選んで紹介していくシリーズ「Plant Of The Month〜今月の植物」の第3回は「ペペロミア・プテオラータ」をお届けしたいと思います。
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ペペロミア・プテオラータ
「ペペロミア」は、コショウ科ペペロミア属(サダソウ属)に分類されている多年草の観葉植物。
中央アメリカや南アメリカを中心に世界中の熱帯から温帯にかけて広く分布していて、1000種以上も品種があるとされ、多肉質の葉のものや葉に斑入りやさまざまな模様が入っているものがあるのも特徴のひとつ。
その品種は大きく分けると3つの種類があり、短い茎が中心となって葉っぱが四方に伸びていく「ロゼットタイプ」、太い茎がまっすぐに伸びていく「直立タイプ」、茎が細いため地面を這うように伸びていく「ほふくタイプ」に分類されると言われてます。
僕が購入した「ペペロミア・プテオラータ」は、その中の「直立タイプ」のもの。
植物名 | ペペロミア・プテオラータ |
学名 | Peperomia |
英名 | Peperomia |
科名 | コショウ科 |
属名 | ペペロミア属 |
原産地 | 南米 |
ペペロミア・プテオラータの育て方
この「ペペロミア・プテオラータ」、やや肉厚の丸みを帯びた縦縞のストライプ模様の葉と、渋目のくすんだ赤い茎とのコントラストが美しいのが特徴。
そして新芽は少し赤味を帯びていて、茎の下に行けば行くほど落ち着いた色合いになっていて、葉色のグラデーションも楽しめます。
耐陰性があるのすが、適度な日当たりのある場所がもっとも適してると思うので、リビングだったりカーテン越しに日光が当たる場所に置いてあげるのがベスト。
大事なのは、水やり。多少水やりを忘れても大丈夫なくらい乾燥には強いのですが、逆に加湿には弱いので水やりは土が十分に乾いてから与えること。
場所 | 半日陰を好むので、明るい室内がベスト |
水やり | 多肉質の葉で水を蓄える性質があるので、水やりの頻度を少なめに。土の表面がよく乾いてから、一度にたっぷり水やりをする |
用土 | 水はけのよい土ならOK |
肥料 | 5~10月の間、2か月に1回ほど緩効性化成肥料、または週に1度薄めの液肥を与える |
部屋の片隅で佇んでくれる植物
「ペペロミア・プテオラータ」は、今僕の部屋のデスク前にある窓際の片隅で佇んでくれています。
小さな観葉植物だけど、縦縞の緑色の葉と赤い茎のコントラストはそこはかとない生命力のようなものも感じさせてくれてる。
植物がそばにある暮らし。
やっぱりよいな。