香りというのは、人を穏やかな気分にしたり、リラックスさせてくれたりするので大概の匂い系のモノは好きです。
お香、ルームフレグナンス、ボディミスト(香水も好きだけど最近はあまり使ってないです)、入浴剤、、、そしてコーヒーを淹れるときの香りなんかも正にアロマって感じで相当好き。
特にナチュラルでオーガニックな製法で作られたものは、その香り自体とても優しくて長く使いたくなるものが多かったりします。
そういう意味でも植物が発する香りというのは、植物を育てる上での楽しみのひとつでもあったりするんですよね。植物には香りの素となる「香りのつぶ」を持っている品種がたくさんあって、花や葉、実の皮部分にそれがついているんです。
中でもハーブ。僕自身ミントに始まり、レモンバーベナやラベンダーなど、ハーブをいろいろ育ててるけど、育てたくなる理由はやはりその香り。顔を近づけるだけで漂ってくるいい香り。
朝、水やりをするときにそれら植物の香りを嗅ぐだけでその日がフレッシュな気分で送れそうな気になるんです。
そんなハーブの中で、以前から欲しい、育てたいと思っていたのがホワイトセージ。なかなか気にいる苗木に出会わず、購入するのに少し苦労したけど、ようやく納得のいくものに出会って昨年から自宅のベランダで育てています。
ホワイトセージとは
ホワイトセージ(植物名)とは、正式名称がサルビア・アピアナという名の成長すると高さ1.5mほどになるシソ科アキギリ属の常緑低木。
アメリカ〜メキシコの砂漠地帯に自生する野草で、茎や葉が白っぽく見えるところがその植物名の由来。
砂漠地帯に自生する野草だけあって、日当たりを好み、乾燥に強いので鉢植えするにしても屋外向き(ということで普段はベランダに置いてます)。水やりは、鉢土が乾いて2~3日経ってからでやるのがよく、葉がしおれない程度に乾燥気味に管理する方が良く育つと言われてます。
ハーブの中でも「聖なるハーブ」と言われるホワイトセージ。
ホワイトセージを燃やした時にゆっくりと立ちのぼる煙は、様々な気を浄化できると伝えられてる。
古くからネイティブアメリカンが、ホワイトセージを燃やした時にゆっくりと立ちのぼる煙で儀式や場所、そこに集まった人たちを清め、邪気を祓い、神聖な空間を作りだしていたとされ、それはスマッジングと呼ばれてます。
でも浄化、邪気を祓うというスピリチュアルな一面だけでなく、乾燥させたホワイトセージはお香としても使えて、部屋の消臭もできるし、初めての人にはちょっと独特に感じられるかもしれないけど、ヨモギにちょっと似たその香りは好きな人にはかなりリフレッシュさせてくれる香りだと思いますよ。
LUCASのエクストラ ホワイトセージ
僕が、ホワイトセージの苗木を購入したのも自分で育てた葉を乾燥させて、リフレッシュするためのお香として使いたかったから。
ただ、苗木なのでもう少し大きくなってから収穫して収穫したい。そんな思いから、既に乾燥された製品としてのホワイトセージを買ってみようと。しかもできたら本場カリフォルニア産の極上なものを。
ということで購入したのが、LUCASの「エキストラ ホワイトセージ」。
農薬を使用したホワイトセージは煙から有害物質を体内に取り込んでしまう恐れがあると言われてるのだけれど、LUCASの「エクストラ・ホワイトセージ」は、米国農務省(USDA)とカリフォルニア認定オーガニック農家(CCOF)の両方の認定を取得した”アメリカで唯一”のホワイトセージ専門農場から直輸入されているオーガニックなホワイトセージ。
LUCASの「エクストラ・ホワイトセージ」には、10グラム、30グラム、50グラム、100グラムが用意されていて、僕が購入したのは、お試しということもあって一番小さな10グラム。
それでも葉を一度に一枚使っていったら一月くらい持ちそうな量。
ひとつのパッケージには、茎に葉が数枚ついたままのものや一枚だけになったものが混在してます。
使い方は、こんな感じ。
乾燥させたホワイトセージだけど、お香のように一度火をつけたらそのまま燃え切ってくれないのがナチュラルな葉ならでは。
それでも一度火をつけたら煙と香りは瞬く間に拡がっていきます。
なので、僕としてのオススメは茎に葉が数枚ついたものを徐々に燃やしていくか、葉を数枚、香皿に用意しておくのがベストなのかなと思います。
ちなみに浄化にもっとも適しているのはパールシェル(真珠貝の貝殻)を香皿ととして使うのがよい言われています。
エクストラな煙&香りで、リラックス
僕としては、ホワイトセージの香りでリラックスした気分になれるのが、なんともよい心地なのです。
そういう気持ちにさせてくれる、とてもナチュラルな香り。
LUCASの「エクストラ・ホワイトセージ」が、それを教えてくれました。
自分で育てたホワイトセージでも、そんな気分を味わいたいな。