負け惜しみのように聞こえるかもしれないけど、年を取ってきて髪の毛や髭に白髪が増えたり、顔にシワが目立つようになっても、僕はあまり気にならない。カッコつけた言い方をしちゃうと、人生の年輪みたいなものとしてそれを受け入れてる。
ただ、年には勝てないことがあるのも事実で。体の代謝の衰えとかそれまでの食習慣などによって引き起こされる体臭や口臭といった臭いの類は、なんらかの対策をしなければどうしても年と共に引き起こってしまうもので、おまけに自分では気がつかなかったりもする厄介な代物。
やっぱり日頃のケアが大事だよな。なんて自戒の念めいたことを思いながら、前から気になってた無印良品の「舌用クリーナー」を買って使ってみたら、思いのほかさっぱりしてびっくり。
シリコン製のミニマルなデザインの舌用クリーナー
いかにも無印良品らしいシンプルでミニマルなデザイン。カラーは、ホワイトとグレーの2色あって、僕が選んだのはホワイト。
ポリウレタン製の柄の先に、エストラマーと呼ばれる弾力性のあるシリコン・ゴム製のクリーナー部分が付いてる。
実際に手に取ってみると、柄の部分の太さが指に馴染む感じがしてちょうどいい。
舌苔を落としてくれる
クリーナー部分にある3つの突起。これが、口臭の原因のひとつと言われる舌苔(ぜったい)を落としてくれる。
舌苔とは、舌に付着する白い苔状のもの。舌の表面に無数にある小さな突起が固くなりその間に食べかすや細菌、粘膜のカスが付着したもののこと。
正常な舌というのは、全体が薄いピンク色で、舌先と縁を除いた部分にうっすらと白く舌苔が付いている状態。白い部分が多すぎたり、黄色や黒く変色してきたら要注意。
使い方は、こんな感じ。
- 本体を洗浄し、歯みがきをして口内を洗浄する。
- 柄を軽く持って、クリーナー部(突起のある面)を舌の奥にあて、手前に動かす。
- 舌にあたる場所を変えながら、2~3回繰り返す。
- 使用後にうがいをする。
注意するのは、舌は柔らかくて傷つきやすいデリケートな部分なので、ゆっくりと軽い力でやる。それだけ。
身近で手に入れられる安心感
シリコンがちょっと硬いなんてレビューも目にするけど、「舌クリーナー」を初めて使ってみた僕の印象は、そこまで嫌な硬さを感じなかったかな。
それまでは歯ブラシで歯を磨く流れの中で舌も掃除してた(これはよくないらしい)けど、それよりも全然さっぱりするし、唾液の分泌もよくなったような気がする。
毎日決まって使う消耗品のような日用品って、買い直すのにいちいち(遠くまで)出かけたりするのはちょっと億劫。その点、無印良品は身近(僕の場合は住んでる街にある)にあってすぐに手に入れられる。その安心感は大きいな。
リフレッシュにはミントタブレットを
僕が外出するときに必ずバッグに入れて持ち歩いているのが、ミントタブレット。
食後とか、ちょっと口の中をさっぱりさせたいと思ったときに一粒口に含めば爽やかな香りとともに清涼感を与えてくれるリフレッシュに最適なアイテム。おまけに口臭予防にもなるしね。