春になると聴きたくなるジャマイカの古き良き音楽、ロックステディーのメロウな15曲。BITTER SWEET & MELLOW : Good Old Rocksteay【プレイリスト】

春になると聴きたくなるジャマイカの古き良き音楽、ロックステディーのメロウな15曲。BITTER SWEET & MELLOW : Good Old Rocksteay【プレイリスト】

2020年3月29日

桜も咲き出し、気温も暖かくなってきた春先、毎年のように聴きたくなる音楽、ロックステディー

ゆったりとした心地よいリズムのヴィンテージ・サウンドが、それまでこわばっていた身体をほぐしてくれ、気分も和らげてくれる。

ジャマイカのオールディーズ・ミュージック。

ロックステディー

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ジャマイカの古き良き音楽、ロックステディーのメロウな15曲

タイムレスで、心地よいメロウな曲」を選曲しお届けしているプレイリスト「BITTER SWEET & MELLOW」。

今回は、ジャマイカの古き良き音楽、ロックステディーの名曲をセレクトしてみました。

ロックステディーは、1966年から1968年という短い間にジャマイカで流行したポピュラー音楽スカレゲエの橋渡しをしたという観点から見たらジャマイカ音楽にとってとても重要な役割を果たした音楽と言えます。

短い期間ながら数多くの名曲が生み出されているのも特筆すべきポイント。

ということで数あるロックステディーの名曲の中から、春のこの時期に聴きたくなるメロウなロックステディー15曲をお届けしたいと思います。

曲解説

では、曲ごとに簡単な解説を

1. Ernest Wilson / Undying Love

アーネスト・ウィルソンのソウルフルな歌声と明るく鳴り響くホーンとゆったりとうねるようなビートが見事にマッチしたロックステディーの傑作。

2. Carlton & The Shoes / Love Me Forever

ロックステディーの至宝ともいうべき大名盤、カールトン&ザ・シューズのファーストアルバムに収録されているタイトル・チューン。

3. Alton Ellis / Rock Steady

数多くの名演を残している「Mr. Soul Of Jamaica」ことアルトン・エリスの代表曲のひとつであり、ロックステディーという言葉を定着させた記念碑的な1曲。

4. Techniques / Traveling Man

ロックステディー期、最高のコーラスグループの1組であったテクニクスが1968年に「Treasure Isle」レーベルからリリースしたグレート・ロックステディー

5. The Paragons / Only A Smile

ニューウェイブ・バンド、ブロンディがカヴァーして世界的にヒットした「The Tide Is High」のオリジナルとして知られるパラゴンズのスウィートなロックステディー・チューン

6. Owen Gray / Gime Me Little Sign

往年のジャマイカ人シンガー、オーウェン・グレイが、ソウル・シンガー、ブレントン・ウッドのヒット曲を見事にカヴァーしたいぶし銀のロックステディー曲。

7. The Invaders / Soulful Music

ジャマイカの代表的なシンガーの一人、フレディ・マクレガーの「Bandulu」のオリジナルであるインヴェーダーズのこの曲。ただしインヴェーダーズに関しては詳細が全く不明。

8. Tommy Mccook / Inez

スカタライツの一員であり、ジャマイカ音楽の基礎を築いたアーティストの一人でもあるサックス奏者、トミー・マクックの極上インストゥルメンタル・チューン。

9. Prince Buster / Nothing Take The Place Of You

ルイジアナ出身のR&Bシンガー、トウセイント・マッコールの名曲をプリンス・バスターがカヴァーした哀愁漂うロックステディー・チューン。ちなみに7インチ・レコードは激レアです。

10. The Uniques / My Conversation

スリム・スミスがリード・ヴォーカルを務めるコーラスグループ、ユニークスのスウィートな代表的作品。リズムトラックも人気で何度もリメイクされ続けている。

11. The Gaylads / Over The Rainbow’s End

ロックステディーのコーラスグループとして絶対に押さえておくべきグループ、ゲイラッズのドリーミーなコーラスがひときわ美しい傑作。

12. Justin Hinds & The Dominoes / Here I Stand

スカ時代からの人気グループ、ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズのロックステディー期を代表する曲のひとつ。

13. Phyllis Dillon / Perfidia

女性ロックステディー・アーティストとして、忘れてはいけないのがこのフィリス・ディロン。中でも「Perfidia」は間違いなくロックステディー・クラシックスというべき永遠の名曲。

14. Joya Landis / Moonlight Lover

女性物ロックステディーとしては、ジョヤ・ランディスの「Moonlight Lover」も必聴曲。ロマンティックでグルーヴィーなキラー・ロックステディー

15. Ernest Ranglin / Straight Flush

ジャズ界でもその名を知られるジャマイカの至宝的ギタリスト、アーネスト・ラングリンが1曲目にセレクトしたアーネスト・ウィルソンの「Undying Love」と同じリズム・トラックを使用して録音したドリーミーなインスト・チューン。

BITTER SWEET & MELLOW : Good Old Rocksteay

ということで今回は、ジャマイカヴィンテージ・ミュージックロックステディーの名曲を選曲してみました。

またいつものように、Apple Musicに加入していない方々のためにYoutubeミックスリストを作ったので、そちらもよかったらチェックしてみてください。

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神奈川県川崎市在住。職業は、庭師(植木屋)。「リラックス&チル」をテーマに、園芸にまるわるコトやシンプルでデザイン&機能性に優れたモノやツール、居心地のいい場所やお店、メロウで心地よい音楽などを独自の「目利き」で発信中。