ファンキーでメロウなオルガン・グルーヴ15曲。BITTER SWEET & MELLOW : Organ Groove【プレイリスト】

ファンキーでメロウなオルガン・グルーヴ15曲。BITTER SWEET & MELLOW : Organ Groove【プレイリスト】

2020年4月26日

いなたい

オルガンという楽器の音色を表すとしたら、この言葉が一番しっくりくる。

土っぽくて、洗練されてなくて、それでいて優しく包んでくれるような味わいがある。

嫌いじゃないな、このいなたさ

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ファンキーでメロウなオルガン・グルーヴ15曲

タイムレスで、心地よいメロウな曲」を選曲しお届けしているプレイリスト「BITTER SWEET & MELLOW」。

今回は、60年代後半から70年代初頭を中心にして、2000年代までのソウル、ジャズ、レゲエのファンキーでグルーヴィーでメロウなオルガン物を選曲してみました。

曲解説

では、曲ごとに簡単な解説を

1. Reuben Wilson / Inner City Blues

ジャズ・オルガン奏者、Reuben Wilsonの72年にリリースされた名盤『The Sweet Life』に収録されているMarvin Gayeのソウル・クラシックのカヴァー。

2. Lonnie Smith / Spinning Wheel

オルガン奏者、Lonnie Smithが70年にリリースした大傑作アルバム『Dives』収録のアメリカのブラス・ロックバンド、Blood, Sweat & Tearsのカヴァー。

3. Ronnie Foster / Tuesday Heartbreak

ソウルジャズ・オルガン奏者、Ronnie Fosterの中でもとびきりメロウなアルバム『Cheshire Cat』に収録されているStevie WonderTuesday Heartbreak」のカヴァー。

4. Jimmy Smith / Why Can’t We Live Together

オルガン・ジャズのパイオニア的存在、Jimmy Smithの1974年にリリースしたアルバム『Black Smith』に収録されてるTimmy Thomasの名曲「Why Can’t We Live Together」のカヴァー。

5. Jimmy McGriff / Back On The Track

ジャズ・オルガン奏者、Jimmy McGriffが1969にリリースしたアルバム『Electric Funk』収録のサンプリングネタとしても人気の高いメロウなソウル・ジャズ曲。

6. John Patton / Understanding

ジャズの名門レーベル、Blue Note Recordsから1968年にリリースされたオルガン奏者、John Pattonのアルバムのタイトル・チューン。

7. Richard “Groove” Holmes / Groovin’ For Mr. G

その名の通り、グルーヴィーなオルガン・プレイを得意とするRichard “Groove” HolmesBlue Note Recordsで録音した唯一のアルバム『Comin’ On Home』の1曲目に収録されているジャズファンク・クラシックス「Groovin’ For Mr. G」。

8. Booker T. Jones / Everything Is Everything

ソウル界を代表するオルガン奏者、Booker T. Jonesが、The Rootsのドラマー、Questloveらを迎えて2011年にリリースしたアルバム『The Road From Memphis』収録のLauryn HillEverything Is Everything」インスト・カヴァー。

9. Soulive / Steppin’

ニューヨークのファンキー・ジャズ・トリオ、Souliveの2000年にリリースされたメジャー・デビュー盤『Turn It Out』収録の初期代表作と言えるファンキーな1曲「Steppin’」。

10. The Meters / Sophisticated Cissy

ニューオリンズ・ファンクの代表的なバンド、The Metersの1969年にリリースされたファーストアルバムからシングルカットもされている「Sophisticated Cissy」。タメの効いた太いリズムの上で絡むメロウなオルガンとギターが最高な1曲。

11. Jackie Mittoo / Oboe

Keyboard King“ことジャマイカを代表するオルガン奏者、Jackie Mittoo。数あるJackie Mittoo作品の中でも、とびきりメロウで浮遊感のあるDJ人気も高いキラー・チューンがこの「Oboe」。

12. Bobby Forrester / Sanford & Son Theme

白人オルガニスト、Bobby Forresterのレアグルーヴ・ファンにも人気の高いオルガン・ジャズ・ファンク名盤『Uncle Funky』に収録されているQuincy Jonesが1973年に制作したテレビ番組のテーマ曲をカヴァーしたナンバー。」

13. Shirley Scott / Messie Bessie

アメリカの女性オルガン奏者、Shirley Scottの数ある作品の中でもレアグルーヴ色の強いアルバム『Something』収録のジャズファンク・ナンバー。

14. Larry Young / Heaven On Earth

ジャズ鍵盤奏者、Larry YoungBlue Note Recordsに遺した最後のアルバム『Heaven On Earth』。そのタイトル曲でもあるソウルフルでファンキーなナンバー。

15. Brother Jack Mc Duff / Theme From Electric Surfboard

Blue NotePrestigeなど様々なレーベルから数多くの傑作をリリースしているジャズ・オルガン奏者、Brother Jack Mc Duffのレアグルーヴクラシックス。

BITTER SWEET & MELLOW : Organ Groove

ということで今回は、ソウル、ジャズ、レゲエのファンキーでグルーヴィーでメロウなオルガン物を15曲選曲してみました。

またいつものように、Apple Musicに加入していない方々のためにYoutubeミックスリストを作ったので、そちらもよかったらチェックしてみてください。

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神奈川県川崎市在住。職業は、庭師(植木屋)。「リラックス&チル」をテーマに、園芸にまるわるコトやシンプルでデザイン&機能性に優れたモノやツール、居心地のいい場所やお店、メロウで心地よい音楽などを独自の「目利き」で発信中。