以前から欲しいと思っているのに、なかなか手に入れられないモノというのがあったりします。
デザインやフォルム、機能もとても素晴らしく、自分の好みにもぴったりなのに購入するまでには至らず「ほしい物リスト」の中にリストアップされ続けているモノたち。
スタンレーのクラシック真空ボトルも、そんな中のひとつでした。
モノには、所有して集めたりする楽しさもあるけど、真空ボトルのような道具(ツール)は使ってこそその良さや価値がわかると思うんです。
僕自身、キャンプに行くとかアウトドアな趣味があるわけでもないし、スタンレーのクラシック真空ボトルを買ってもあまり使わずに宝の持ち腐れみたくなってしまうのが嫌だなぁと思っていたのが購入に至らなかった大きな理由だったのですが、今年に入ってから仕事環境が変わって屋外で作業することが多くなり、水分補給のためにも水筒を持ち歩いた方が便利だなと。
それなら毎日使いたくなる道具(ツール)を選ぼうと。
ということで、やっとスタンレー クラシック真空ボトルを手に入れました。
しかも旧ロゴ・ヴァージョン。
スタンレー クラシック真空ボトル1L
1913年創業、100年以上の歴史のあるアメリカのサーマルウェアブランド、STANLEY(スタンレー)。
その創業当時から変わらず作り続けられ、スタンレーの礎を築いたとされるのが「クラシックシリーズ」。真空断熱ステンレスボトルの先駆け的な存在。
耐久性を高めサビ止め効果もあるハンマートーン・パウダーコーティングの施された重厚感のあるシンプルで無骨なデザイン。その耐久性が認められ、第二次大戦中にはアメリカ軍でスタンレーの水筒が採用されていたのだとか。
僕が購入したのは、1リットルの容量のある真空ボトル。「クラシックシリーズ」には、0.47〜1.9リットルまで4種類の真空ボトルの他にウォーターボトル、ワンハンドマグ、キャンプマグ、グロウワー、フラスコがあります。
独特な重厚感には、理由がある
一目見て、スタンレーだとわかる独特な重厚感のあるボディには理由があるんです。
内側に採用されている約18%のクロムと約8%のニッケルを含んだ18-8ステンレスは、耐熱性、耐蝕性、耐衝撃性に優れた素材で、またボトルの底はステンレスで二重にカバーされているので高いところから落としても壊れない丈夫な作りになっています。
同時に保温・保冷力も高く、
保温効力:86度以上(6時間)/64度以上(24時間)
保冷効力:3度以下(6時間)/9度以下(24時間)
とされています。
水漏れの心配をしなくていいパッキン付きの中栓は、取り外し可能。
ロゴの横にある矢印は、注ぎ口の目印になっています。
中栓を外した部分は、50mmの口径があるので、氷もそのまま入れられるサイズ。
飲み口にポリプロピレンが採用されている口径73mmのカップ。容量は236ミリリットル。
持ち運びに便利なグリップ部分(1Lと1.9Lサイズの真空ボトルにのみ採用)。
正直、840グラム(1Lサイズ)とちょっと重いけど、このカッコ良さはそれくらいのことは容易にカバーしてくれちゃってます。
ライフタイムギャランティーの一生モノ
2019年のシリーズからスタンレーのロゴが一新され、熊をモチーフにした通称”ベアロゴ”へと変更されました。
更に、クラシック真空ボトルはロゴだけでなく機能や仕様も変更されてより使いやすくなってるのですが、僕には旧ロゴ・ヴァージョンの方がロゴも全体のデザインも好きなので、敢えてそちらを選びました。
ちなみに旧ロゴ・ヴァージョンは、アマゾンや楽天などで在庫限りですがまだ販売されていますよ。
そして日本正規品を購入すれば、保温・保冷機能(あとハンドルの破損も)についてはライフタイムギャランティー(永久保障)だというのがなんともありがたいところ。
ということで、日頃道具入れとして持ち歩いてるLLビーンのグローサリー・トートとも相性バッチリなスタンレー クラシック真空ボトル。
間違いなく一生モノです。