育てる、ということ。

育てる、ということ。

2019年1月5日

2018年は、僕のボタニカル・ライフが本格的にスタートした年。

植物生活、植物のある暮らし。

2019年が開けた元旦の朝、起きてまず最初にやったこと言ったらベランダに出て植物たちの様子を見て水やりをすること。毎日の暮らしの中に自然と溶け込んでるスタンダードな行為。

今年のお正月は、どこかに遠出するわけでもなく地元の神社に初詣に行ったり、これまた地元の温泉に行ったりする程度でのんびり過ごしていました。そのおかげでゆっくりする時間もあったので、せっかくなら2019年を楽しく過ごすためのテーマでも考えてみようかと。

で、思いついたのが「育てる」ということ。

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育てる

ネットで植物のことを調べてたときに、偶然見つけた洋書のタイトル『How to Raise a Plant』。

植物を育てるという場合、英語なら「Grow」という単語を使うと思っていたので、こういう表現もあるんだとちょっと調べてみたら「Raise」は基本的には「人を育てる」ときに使われる単語なのだけれど、動物や植物を育てるときに使われることもあるのだそう。

ニュアンスとしては、対象となる動物や植物をあたかも人間のように大切に扱う、みたいな感じ。

要は愛情を注ぐというか、接し方の度合い。

そういえば、いとうせいこう氏の『ボタニカル・ライフ 植物生活』『自己流園芸ベランダ派』でも植物のことを「コイツ」とか「ヤツ」と擬人化して呼んでたなぁ、なんてことを思い出しました。

単に可愛がるだけでなく、もっと距離感が近いというか、より愛情が深いというか、責任感が強いというか、そういうものをこの擬人化した表現に感じたりするんですよね。

で、この意識って植物に限らずいろんなモノに当てはまるんじゃんと思ったわけです。

ということで、2019年は「Raise(育てる)」という意識で、ボタニカル・ライフだけでなく身の回りのモノ・コトもアップデートさせいきたいと。

ブログも

2018年最後に買った植物、ユーカリ・ポポラスの苗木。オーストラリア原産のフトモモ科ユーカリ属の常緑高木で、丸みのあるハート型の葉が特徴。

写真は、そのユーカリ・ポポラスをお正月に自宅のベランダで澄み渡る青空をバックに撮影したものです。

2017年9月にスタートして、2年目を迎えている当ブログ、DAILY STANDARD(略して、デリスタ)もこのユーカリ・ポポラスと同じようにまだまだ小さな苗木のような小さな存在。

水やりをして、肥料もあげて、ときには植え替えしたり剪定したりもして、大切に育てていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

 

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神奈川県川崎市在住。職業は、庭師(植木屋)。「リラックス&チル」をテーマに、園芸にまるわるコトやシンプルでデザイン&機能性に優れたモノやツール、居心地のいい場所やお店、メロウで心地よい音楽などを独自の「目利き」で発信中。