もともとは、アメリカの弁護士が依頼人から聞いた内容をメモするために作られたとされるリーガルパッド。名前の「リーガル(Legal : 法律の、法律に 関する)」はそこから付けられたもので、 また「パッド」とは積み重なった同じ大きさの用紙の上辺部分を綴じた剥ぎ取り式ノートの総称。
もうかれこれ長いこと、僕はこのリーガルパッドをメモ書き用として愛用し続けてる。
その理由はいたって単純。アメリカっぽいシンプルなデザインがカッコいいから。そして使いやすいから。
ニューヨークの文房具屋で初めて買ったMeadのものから始まって、最近では伊東屋のものをよく使っているのだけれど、その伊東屋のリーガルパッドのストックが無くなりそうになったので、いい機会だからちょっと浮気でもしてみようかと、それまで使ったことのなかったAmazonベーシックのリーガルパッドを買ってみることに。
ラフさが魅力
左端に縦に入った赤い罫線(1本線だったり2本線だったり)と少し幅広の横に入った青い罫線。これがリーガルパッドの基本的なデザイン。この赤と青の罫線の組み合わせがアメリカっぽい無骨さを感じさせるところなのかも。
その無骨さゆえ、使い方もラフに扱える感じのあるところが、リーガルパッドの魅力。
一時的なメモ書きとして何度も書き直したり、使って必要なくなれば一枚だけ切り離して捨ててしまえるし、必要ならファイリングするのも容易。
Amazonベーシックのリーガルパッド
ということで購入したAmazonベーシックのリーガルパッド。これまでどのブランドでもリーガルパッドの定番と言える黄色の紙のものを使っていたのだけれど、今回はちょっと浮気感覚的なところもあったので、お試し気分で白地のものをチョイス。
まず驚くのは、その値段の安さ。
Amazonベーシックのリーガルパッド。これ安すぎ。 pic.twitter.com/OkDO4KWnvY
— KENNET@DAILY STANDARD (@kennet_64) 2018年9月14日
Amazonベーシックのリーガルパッドは、12冊(1冊50枚)で1,244円。ちなみに同サイズの伊東屋のリーガルパッドLは、3冊(1冊50枚)で864円。1冊あたりにしたら103円と288円と2倍以上の違い。
確かに値段が安い分、Amazonベーシックのリーガルパッドは用紙が伊東屋のリーガルパッドと比較すると明らかに薄い。ここは個人的な好みの問題だろうけど、僕的にはこのチープさが逆に使い勝手の良さだったりする。
気になったことやふっと思い浮かんだアイデアを躊躇せずに走り書きしたり殴り書きして、とにかく使い倒す。そんな使い方に適しているツールだと思う。
リーガルパッドの特徴の一つでもあるミシン目加工も施されているので、一枚ずつ切り離すのも簡単。
梱包されてきた段ボールにストック
いくらラフに使い倒すと言っても、一度に12冊のリーガルパッドを手に入れたら必然的にストックしておかないといけない。
そういうときは、梱包されてきた段ボールに使ってないリーガルパッドを入れてラックや棚に保管しておくのがベター。ラベルも貼ってあるので見分けも付くし。
クリップボードを相棒に
以前から、リーガルパッドを使うときはSAUNDERS(サンダース)のクリップボードに挟んでデスクの上に置いてといたり、壁に掛けておいたりするのが僕のスタイル。
頭に浮かんだ事って、そのままにしておかず思いついた時に実際に手で書いてみたりすると意外と忘れたりしないもの。そんな時にラフに使い倒せるメモ書きが身近にあるとやっぱり便利。