日々の生活の中で、リラックスできる瞬間というのはいろいろあるけれど、お風呂に入るのもそのひとつ。ゆっくりと湯船に浸かって、1日の疲れを取ったり、気持ちをリセットしたりすることのできる貴重な時間。
そんな寛ぎのひとときを、心地よい音楽とともに過ごせたら更にリラックスできるというもの。
これまで脱衣室にスピーカーを置いて好きな音楽をかけて入浴したりしていたのだけれど、やはり浴室に持ち込んで楽しみたい。言ってみたら、お風呂を「快適音楽空間」にしたい。
そう思って、防水機能を備えたコンパクトなBluetoothスピーカーをいろいろチェックして購入したのが「Willnorn SoundPlus」。特に新しい製品ではないけれど、デザイン、機能ともに優れたとても満足のいくスピーカー。
Willnorn SoundPlus
茶色のボール紙にステッカーが貼られただけのシンプルなパッケージ。
同梱されているのは、以下の通り。
- スピーカー
- Micro USB 充電ケーブル
- AUX オーディオケーブル
- 取扱説明書 (英語)
- カラビナ
ミリタリーなルックス
「Willnorn SoundPlus」を選んだ理由のひとつは、そのルックス。
オーディオギヤに限ったことではないけれど、基本的にブラックのカラーリングのものがあまり好みではないんです。だから気に入ったアイテムがカラーバリエーション豊富だったりするととても助かる。
「Willnorn SoundPlus」は、カラーバリエーションはないのだけれど、オリーブグリーンにオレンジのアクセントという僕好みの色使い。
そして丸みのない角ばった無骨でミリタリーっぽいデザインも好きな部分。
素材は、スピーカーのある表面と裏面が金属製のメッシュ、上下左右部分にはプラスチックを使用。
サイズは、iPhone Xとほぼ同じくらいの大きさで、重さは305グラム。奥行きが5cmほどあるので、少し厚みを感じるけど、そこがまたよい意味で無骨さを感じるところでもあったりする。
カラビナを取り付けるオレンジの部分もデザイン的なちょっとしたアクセント。
シンプルで安心な装備
天面にシンプルに配置されてる電源ボタン、Bluetoothの接続ボタン(内蔵マイクにより、ハンズフリー通話が可能)、音量ボタン。
電源ボタンの右側にあるのは、Bluetooth接続時に青く光るインジケーター。ボタンを押すと「Device is reddy for connected」と英語でアナウンスされ、瞬時にBluetooth接続される。
音量ボタンはボリュームの調節だけでなく、長押しすることによって曲をスキップしたり戻したりすることが可能。
ゴム素材でしっかりと密閉されている背面の上部にある外部機器と接続部分。
中にはAUXのジャックとMicroUSB端子に加えて、Micro SDカードを入れるスロットが用意されているので、Micro SDカードを使えば外部機器とBluetoothで接続しなくても音楽を聴くことが可能。
IPX6の防水性能なので、お風呂や野外の水場での使用、突然の雨にも安心。
出力の大きさも魅力
ルックスの良さに加えて、「Willnorn SoundPlus」のもうひとつの魅力は、その音質。
コンパクトなボディながら5Wのスピーカーを2つ搭載していて、実質10wの出力を誇っている「Willnorn SoundPlus」。スピーカーの出力が高ければ、大きい音も歪まず出すことができるし、余力がある分負荷もかかりにくい。そして2つのスピーカーがあることで、音にも広がりが出る。
実際に聴いてみても、コンパクト・スピーカーにありがちな中域が出過ぎてる印象もなく、低音と高音がしっかりとバランスよく再生されてる。
ひとつ残念なところを挙げるとしたら、再生可能時間が6時間と、同じようなタイプのスピーカーで10時間再生可能なものがある中で少し短いこと。
付属のカラビナも便利
付属のカラビナを付けるとこんな感じ。
こういうコンパクトなBluetoothスピーカーには、ストラップが付属で付いてくることが多いけど、カラビナだとデイパックやバッグにも取り付けやすいし切れる心配もないところもいい。
快適音楽空間のある暮らし
「Willnorn SoundPlus」の値段は、3,499円(参考価格)。
コンパクトな防水Bluetoothスピーカーとして人気の高い「ANKER SoundCore Sport」よりも500円ほど高いけれど、デザイン的にも音質的にも「Willnorn SoundPlus」を選んで正解でした。
おかげで我が家のお風呂が「快適音楽空間」になりました。
お風呂では、無印良品のスレンレス製の「横ブレしにくいフック・大」をタオルハンガーに引っ掛けて「Willnorn SoundPlus」を吊るして使っています。