イケアの存在を知ったのは、たぶんカーサブルータスの特集記事を読んで。なぜかその号が手元に見つからず、定かではないけれど、おそらく日本への本格的再上陸(*)を果たす1年ちょっと前に発行されたものだったんじゃないかと思う。
そして2006年4月、船橋にできた1号店。オープンしてすぐに行ったみたけど、週末はかなり混んでいて駐車場に車を入れるのも一苦労。そんなこともあって、よく利用するようになったのは自宅からもほどなく近い横浜港北店ができてから。
その港北店にはじめて行ったとき、目当てのものをひと通りショッピングカートに入れて、さて会計して帰ろうかと思った矢先に目に入ったのが、レジ前のコーナーに陳列されていたFRAKTAトロリー。要は、ダンボールなどの荷物を乗せる車輪の付いた手押し車。日本では、いわゆるカートとかキャリーと呼ばれるもの。
イケアカラーの鮮やかなブルーに塗装された、あまり飾り気はないけどシンプルでかわいらしいフォルム。ちょっとイメージするのは、どこか外国の酒屋さんがトラックから降ろしたドリンクのケースをお店の納品するのに使ってるような感じ。
イケアのFRAKTAと言えばキャリーバッグが有名で僕も使ってるけど、値段の安さ(今は1,299円だけど、その当時は1,000円くらいだったような)もあって、これといった目的もなく見た目の良さからつい衝動買いしたこのFRAKTAトロリーが何気に役に立ってくれている。
長く使えるモノって、そんなちょっとした偶然から出会ったりもする。
(*)それ以前にも何度か日本進出されている(ウィキペディア参照)
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