普通、だからこそ使いたくなる。Common(コモン)のマグカップ

普通、だからこそ使いたくなる。Common(コモン)のマグカップ

2018年2月20日

こんにちは、kennet64です。

自宅に居てもっともよく使うものって何ですか?ともし尋ねられることがあるなら、僕は間違いなくマグカップと答えます。

朝起きてまず最初に飲むモーニングコーヒーから始まって、部屋でMacBookに向かうとき、読書や音楽を楽しむとき、常にその傍に佇んでいるのが温かいコーヒーの入ったマグカップ。それは、まるでお守りのように気持ちを落ち着かせてくれる存在と言っていいくらい。

そんな僕が、最近気に入って使っているのが「Common(コモン)」というブランドのマグカップ。一見すると、何の変哲もないごく普通のシンプルな形なのだけれど、使ってみるとその良さが分かる、そんなマグカップなんです。




スポンサーリンク

テーブルウェア・ブランド「Common」

Common(コモン)というのは、2014年に日本で生まれたテーブルウェアブランド。訳すと「共有の」「普通の」という意味を冠したこのブランドが作っているのは、どんな空間とも調和するような普遍性を備え、ニュートラルで無駄がなく、どこか親しみや懐かしさのわくようなプロダクツ。

デザインを手がけているのは、プロダクトデザイナーの角田陽太氏。無印良品のインハウスデザイナーを経て、2011年に独立し、テーブルウエアや時計、帽子など、さまざまなプロダクツのデザインをされている方。

2016年グッドデザイン賞を受賞したキリンの家庭用ビールサーバーやアイウェアブランド「JINS(ジンズ)」のデザインを追及し続けるJINS DESIGN LAB.から、その第一弾として発売された「Celluloid by Yota Kakuda」なども手がけられていて、ホームページを拝見すると、そのどれもがすっきりとしたシンプルなデザインで、使い勝手が良さそうなタイムレスな魅力に溢れたものばかり。

伝統とデザインが融合した波佐見焼のマグカップ

角田陽太氏がデザインしているCommon(コモン)のマグカップ(その他の磁器製品も)を製造しているのは長崎・波佐見焼の老舗、西海陶器

江戸時代に生まれた波佐見焼は、もともと大量生産に特化した焼き物の産地と言われていて、そんなインダストリアルで伝統的な製法と角田陽太氏の普遍的なものを目指すデザイン、その両者の良質な部分が融合されて形となったのが、このマグカップなんだと思います。

僕が使っているのは、ネイビー。他にはホワイト、グレー、イエロー、レッド、グリーンがあって、しかも¥1,404(税込)ととてもリーズナブルな値段。

マグカップが入ったグレーのパッケージ。天面はシンプルにブランド・ロゴのみ。

パッケージの側面。ブランド・ロゴの下に商品名の「MUG」、「Made in Japan」そして「Designed by Yota Kakuda」のクレジット。こちらもいたってシンプル。

使って分かる、その良さ

実際に使ってみると、このマグカップの良さがよく分かります。

普段よく使う日用品って、その重さだったり、ちょっとした微妙なサイズ感とかがとても重要だったりしませんか? 逆にそれが合ってるものに出会ったら、長く使いたくなる。そして、それが自分にとっての定番=スタンダードになっていくんだと思います。

僕にとって、Common(コモン)のマグカップは、そんな僕のマイ・スタンダードの仲間入りするようなマグカップでした。

コーヒーを入れて持ったときの重さの感覚、人差し指と中指を取手に入れて薬指で支えてみた感触、そして飲み口に口に添わしてみて感じたほどよい厚み、どれもが僕にとって完璧と感じるくらいの、ちょうど良さ。

こういうのって出会えるようでいて、なかなか遭遇できるものではありません。

マグカップの底には、ほんのりプリントされたブランドのロゴ。色がネイビーだからかもしないけど、こういうところにも、こういう奥ゆかしさにもセンスを感じます。

普通、そしてタイムレス

時代の変遷とともに生み出されるその時代に特化したデザインや形もいいけど、普通に見えて長い間愛され使われ続けるもの、変わることなくデザイン的に優れて機能的にも素晴らしいもの、そういうものがいつの時代にも存在します。

僕は、そういう普通でいて、タイムレスな、いいものを愛したい。

Common(コモン)のマグカップは、そんなマグカップです。

マグカップ以外にも、Common(コモン)には素敵なアイテムがたくさんあるので、今度購入してみようと思います。

ではまた。

Common Website

次におすすめの記事

毎日、その日の気分でマグカップを選んでコーヒーをおいしく飲みたいな。

去年購入したSUEKI × BUAISOUの”Indigo Kannyu”マグも素敵なので、まだ読んでない方がいたら是非。

使い込むほど、育っていくインディゴブルー。SUEKI × BUAISOUの”Indigo Kannyu”マグ

関連記事

スポンサーリンク

カテゴリー

神奈川県川崎市在住。職業は、庭師(植木屋)。「リラックス&チル」をテーマに、園芸にまるわるコトやシンプルでデザイン&機能性に優れたモノやツール、居心地のいい場所やお店、メロウで心地よい音楽などを独自の「目利き」で発信中。