こんにちは、昔から雑誌好きなkennet64です。
今でこそ定期購読している雑誌はないけど、気になる特集をしていたり、後からも読み返して役に立ちそうな内容のものにはついつい手が伸びてしまう。ウェブの時代になっても「紙媒体」の魅力を感じ続けているオールドスクールな人間です。
先日、特集が気になって購入した& Premium(アンド プレミアム)。その特集のタイトルは「時代を超えて、いいもの」。タイムレスな逸品や愛用品を衣食住の観点からとらえた内容なのですが、その中の「My Long-time Favorite 私の”時代を超えて、いいもの」 というさまざまな分野のクリエイターの方々が長く愛用されているものを紹介するコーナーで、メンズファッション界の重鎮として知られるデザイナー/ディレクターの斉藤久夫さん(ブランド<TUBE>にはお世話になりました)が、Ray-Ban(レイバン)のウェイファーラーを選ばれていました。
斉藤久夫さんは、Ray-Ban(レイバン)のウェイファーファーを愛用しだしてから41年経つのだそうです。「時代を超えて、いいもの」とは、言葉を変えたら「長く付き合えるもの」。それには、やはり理由(わけ)があるのです。
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Ray-Banのウェイファーラー
Wayfarer(ウェイファーラー)は、1950年代初頭に発売されて以来、60年以上に渡って愛され続けているRay-Ban(レイバン)を代表するモデル。
斉藤久夫さんには及ばないけど、僕もかなりの年数で(サングラスとして)愛用していて、今持っているのはRay-Ban(レイバン)が70周年を迎えた2007年に復刻されたルクソティカ社製の「オリジナルウェイファーラー」(もともとアメリカのボシュロム社のブランドだったのが、1999年にイタリアのルックスオティカ社の傘下となっている)。
RB2140という品番の「クラシックモデル」と呼ばれるもので、レンズサイズが小さめに作られているタイプ。
長く付き合えるには理由がある
なぜ長く付き合えるのか、長く愛用できるのか、その理由は様々。ものによっては機能性を重視したり、あるものにはデザインに重きを置かれたり。
ウェリントン型のボトム部分を少しシャープにしたようなフロント(メガネ前面部)のウェイファーファーは、一見すると地味な印象だけど、テンプル(メガネの横の部分)の耳に近くにつれて太くなって耳の部分で細くなる独特な形状、フロントの絶妙と言える太さ加減、レンズの形など、あらゆる部分がミリ単位で計算され尽くしたかのように一切無駄な部分がないフォルムが素晴らしい。
地味だけど、完璧。
それによって生まれる普遍性とオリジナルとしての良さ、そしてそれ自体の歴史が加わるによってさらに愛着が湧いてくる。
これがRay-Ban(レイバン)のウェイファーラーと僕が長く付き合っている理由(わけ)です。
最後に
ものと長く付き合うというのは、そのものを大切に扱うということ。そして大切にするものが増えれば増えるほど、日々の暮らしも豊かになっていくと思います。
目が悪いのでいつもは別の眼鏡を愛用してるけど、Ray-Ban(レイバン)のウェイファーラーをもうひとつ購入してレンズを入れ替えた普段用を欲しくなってきてしまいました。
ではまた。